今月15日に実施された大学入学共通テストの世界史Bの問題が、試験時間中に流出していた問題で、女性が出頭したと報道がありました。
そこで今回は、大学共通テスト流出問題で香川県警に出頭した、19歳の女性受験生は誰なのか、名前や顔画像、協力者や不正方法を調査しました。
(追記)その後この女性は、大学生だと話しています。
大学共通テスト流出問題とは
大学共通テスト流出問題とは、大学共通テストが行われた、15日の世界史Bの問題で、試験中、会場の外にいた東京大学の学生2人に、問題を撮影し、通話アプリ「スカイプ」で送り、送信元の人物に解答を送り返したという、不正行為のことです。
センターや文部科学省によると、流出したとみられるのは15日午前にあった世界史Bの問題。試験中、会場の外にいた東京大学の学生2人に、問題を撮影したとみられる画像約30枚が通話アプリ「スカイプ」で送られた。このうち少なくとも1人は送信元の人物に解答を送り返していた。
引用元:朝日新聞デジタル
捜査関係者の話では、東大生2人はテスト前に、家庭教師の紹介サイトなどを通じて、「大学受験を控えた女子生徒」を名乗る人物と知り合っていたそうです。
そして、「家庭教師の実力を測りたい」と言われ、送信した問題を解くよう依頼されていました。
その問題が、今回流出された画像で、東大生2人に送られてきたという。
そして、「次は古文漢文よろしくお願いします!」といったメッセージが届いていたようです。
実際に、今回流出された問題文の次の試験は、国語だったという。
明らかに、家庭教師の実力を測るという理由で行われた、不正ですね!
問題文を流出させた香川県在住の19歳女性大学生は誰?
名前や顔画像は?
現在は、まだ名前や顔画像などの情報は公開されていません。
これまでに分かっていることは、次のとおりです。
・香川県警に本人が出頭
・香川県在住の女性
・年齢は19歳で大学生
詳細については、今後明らかになると思いますが、何のための試験なのかわからないですよね!
今後詳細がわかり次第、追記していきたいと思います。
協力者や画像流出の不正方法は?
現在のところでわかっているのは、次のとおりです。
・東大生2人は、テスト前、家庭教師の紹介サイトを通じて、「大学受験を控えた女子生徒」を名乗る人物と知り合っていた。
・「家庭教師の実力を測りたい」と、送信した問題を解くよう依頼されていた。
・試験前に、問題を解くよう依頼された東大生2人の他に、少なくても2人に依頼があった。
・当日は、東京大学の学生2人と、他の2人の少なくても4人に、問題文の画像を30枚「スカイプ」で送信していた。
・送られた問題を少なくても1人が」送り返していた。
なお、問題文を解いて「女子生徒」に送り返した学生は、問題を解き、解答を送った時は共通テストの問題だとは思わなかった」と話しており、不審に思った学生はその後、大学入試センターに届け出たという。
学生たちは、不正が行われているとは知らなかったようですね。
問題文の撮影方法は?
今回の問題文を撮影した方法はどのように行ったのでしょうか。
スマホを使って撮影すれば、監視員のいる中で行うことはできません。ではいったいどんな方法があるのでしょうか。
ペン型カメラを使う?
今回の問題文を撮影する方法として、ペン型カメラを胸ポケットに差し込み、体をひねって撮影する方法が考えられます。
写された画像も画質が良くなかったことを考えれば、十分考えられますね!
〇〇ウォッチを使う?
現在は、〇〇ウォッチという、便利な時計型のものがありますね。
でも、これを使った場合でも、使っているところが見られれば、当然不審に思われます。
どうやって写した画像を送信する?
これも疑問に思いますね!
ペン型カメラで撮影しても、Wi-Fiで飛ばすには、一度スマホにつながなければならないですよね。
結局スマホを使わなければだめなのか、ほかにどんな方法があるのでしょうか。
また、回答が解かれた画像をどうやって見るのか、あるいはイヤホンで直接聞くことも考えられます。
しかし、「家庭教師の実力を測りたい」という、当初の理由から考えると、イヤホンで回答を言うことはおかしいと思われますね。
今後詳細がわかりましたら、追記していきますね!