映画監督の園子温さんといえば破天荒なキャラクターで有名だそうですが、女優の吉高由里子さんを発掘したという話があるようです。
そこで今回は、園子温さんが吉高由里子さんを発掘したって本当なのか、起用や採用の理由はなにか、出演作品を調査しました。
園子温が吉高由里子を発掘したって本当?
吉高由里子さんは、トレンディドラマやOLなど、いろいろな役をこなせる人気女優ですね!
また、物事をズバズバ言うことや、あっけらかんとした自然な雰囲気がとても好感が持てますね。
その吉高由里子さんを発掘した人が、映画監督の園子温さんだそうです。
2006年に公開された「紀子の食卓」では、吉高さんはヒロイン・紀子(吹石一恵さん)の妹役を演じています。
吉高由里子はオーディションで遅刻?
吉高さんは、「紀子の食卓」のオーディションに遅刻してきましたが、悪びれることもなく「ごめんなさ~い、遅刻しちゃって」と舌をペロッと出してけろりとしていたそうです。
さらに、「夢は何ですか?」と質問された吉高さんは、「バラエティー番組で、バケツがパ~ン、って(頭に)当たるのが夢です!」と答えたそうです。
審査員の多くが、「ダメだこりゃ」という雰囲気でしたが、園監督は吉高さんを「面白い」と一押しで起用を決めたそうです。
この時の吉高由里子さんはまだ16歳だったそうです。
吉高由里子の採用理由は直感!?
園子温監督が吉高さんを選んだ理由は、直感だったそうです。
園監督は吉高さんについて、本読みをやってみたらめちゃくちゃ下手で、とんでもないものを選んでしまったと思ったそうです。
しかし、最終的には「天才じゃん」と思うくらいに飛躍的な変化を遂げた吉高さんに「面白いじゃん」と、新人を使うことが楽しくなったと話しています。
そして、「紀子食卓」が始まってからは、吉高さんの成長が著しかったという。
監督として覚醒したのは吉高のおかげ?
園子温監督は、新人を見つけ出して育てて、そういうことをやりだしたのは吉高由里子さんが最初だったそうですが、一度うまくいったらクセになってしまったそうです。
そして、特に吉高由里子さんとの出会いが、監督として覚醒した特別な出会いだったと話しています。
でも、将来を見据えて発掘できる園監督は、素晴らしいですね。
『紀子の食卓』のオーディションには、売れていない時の北川景子さんも来ていたそうですが、全然興味が湧かなかったという。
また、『パッチギ!』に出てそこそこ売れている沢尻エリカさんも来ていたが、彼女は当時、女優をやる覚悟がなかったと話しています。
園子温監督の吉高由里子の出演作品は?
園子温監督作品として、「ヒミズ」に吉高由里子さんは出演されています。
この映画は、2012年の春に公開された映画で、吉高さんは2006年の「紀子の食卓」以来、2度目の園監督作品への出演となります。
吉高由里子さんはこの時のことを、次の様に話しています。
「1日だけ参加させていただきました。なので、現場全体がどういう雰囲気で前進しているかあまりわかりませんでした」としながらも「何かが決壊したような自由で勢いのある作品になりそうだということです」とコメント。
引用元:毎日新聞デジタル
「ヒミズ」は、平凡な人生にあこがれる中学3年の少年・住田祐一が、ある事件をきっかけに心に闇を抱え、学校へ行かずに「悪いやつ」を探すようになるというストーリーです。
映画版では、俳優の染谷将太さんと女優の二階堂ふみさんが主演しています。
園子温と吉高由里子の仲は?
園監督に才能を見出された吉高由里子さんは、次の様に語っています。
〈何度も何度も「死ね!」とか「止めちまえ!」とか罵倒されて。(中略)二十テイク、三十テイクは当たり前で、風呂なんか入らないで現場に出ろ、と言われたこともあった。それほど追い込まれてもうまく演技ができないことが余計に悔しくて、一人で涙を流したこともありました〉
引用元:Yahoo!ニュース
吉高由里子さんは、この作品でヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞しています。
吉高さんが、園作品の出演を機に芸能界で花開いたことは間違いないようですね。
吉高由里子さんが気になる方はコチラ
園子温が吉高由里子を発掘まとめ
今回は、園子温さんが吉高由里子さんを発掘したって本当なのか、起用や採用の理由はなにか、出演作品を調査しました。
吉高由里子さんは、園子温監督の「紀子の食卓」のオーディションを受けましたが、遅刻をしたり、とんちんかんな受け答えで審査員には総スカンでしたが、園監督から一押しされて起用が決まりましたね。
起用理由は「面白いじゃん」ということで、園監督の直感が働いたようです。
その後園子温監督は、新人発掘の面白さに覚醒し、吉高さんとの出会いを特別な出会いだったと表現しています。
園子温監督の才能ある女優を発掘する眼力は凄いですね!