山口県阿武町の誤送金問題で、田口翔容疑者が電子計算機使用詐欺容疑で逮捕されましたが、刑期はどれくらいになるのでしょうか。
そこで今回は、田口翔容疑者の刑期は懲役何年になるのか、また、実刑なのか執行猶予の可能性も調査しました。
田口翔の容疑はなに?
人口わずか3000人余りの町で起こった大きな「事件」となった今回の給付金の誤送金問題ですが、結局田口容疑者はどんな容疑で逮捕されたのでしょうか。
山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円(463世帯分)を誤って振り込んだ問題で、振り込みを受けた無職、田口翔容疑者(24)が18日、県警に電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された。
引用元:AERAdot
逮捕容疑は、電子計算機使用詐欺容疑ですが、これってどんな罪なの?
当初は、逮捕は難しいなどの報道もされていたようですが、やはり逮捕されることになりましたね。
「電子計算機使用詐欺」とは、ATMや電子決済などで、コンピューターなどに虚偽情報や不正な指令を与えて不法な利益を得る罪だそうです。
一般的に人を欺いて財物をだましとることが詐欺罪、しかし今回は、スマホ決済を用いたことでこの罪になったという。
ではいったいどのくらいの刑期になるのでしょうか。
田口翔の刑期は懲役何年?
「電子計算機使用詐欺罪」は、一般的な詐欺罪と同じ10年以下の懲役だそうです。
しかし、どの程度の金額を返済できるか、また、町側に示談の余地があるかが焦点になるという。
刑事裁判官の経験を持つ片田真志弁護士は次のように話しています。
「まったく返済できない場合、実刑となり懲役3年前後の判決がくだる可能性が高いと考えられます。
一方で、全額返済した場合には執行猶予が付くことになるでしょうし、全額までいかなくても相当額を返済する内容で町側が示談に応じた場合は、執行猶予がつく可能性が出てきます」(片田弁護士)
引用元:AERAdot
現時点での報道では、田口容疑者は振り込まれた全額を、ネットカジノで使ったと話しています。
これが事実であれば、返済は無理でしょうから実刑ということになりますね。
でも、本人はもちろんお金がありませんから、全額あるいは相当額を返済するには、親や親類知人に頼らざるを得ないですよね。
また、ネットカジノで全額使ったという事実が確認されないと、隠し持っていることも考えられるようです。
田口翔は実刑?それとも執行猶予がつく?
実刑か執行猶予かについては、片田真志弁護士によると、返済の金額や町側との示談によるなど、状況によって変わるようですね。
でも、町側としても全国的に大きく報道されて、誰もが成り行きを見守っていますから、安易に示談はできませんよね。
仮に半額になった場合は、犯罪を犯しても半分返せばいいのか等の、国民からのバッシングがあるかもしれませんね。
本人は、少しずつでも働いて返す旨もことを話しているようですが、何年かかるのでしょうか。
また、一般的には金融機関で借金をした場合、利率や返済期間を考えると借金額の倍くらいになるでしょう。
市民の税金は金融機関ではありませんから、そんな悠長なことは言ってられないでしょうね。
みんなの声は

実際問題として金が残ってなければ彼には返済は不能でしょう。可能性があるとした両親からの相続くらいなんじゃないの。



誤送金は誤送金で当然責任はあると思う。
町長含む役場は、自分たちで補填することで責任を取って欲しい。



今、働いて返すと言ってるようだが情状酌量を狙って刑を少しでも軽くするための作戦ではないかと思われる。



ここに国民的感情では10年くらい服役してもらいたい。
田口翔の刑期は懲役何年まとめ
今回は、田口翔容疑者の刑期は懲役何年になるのか、また、実刑なのか執行猶予の可能性も調査しました。
田口翔容疑者の逮捕容疑は、「電子計算機使用詐欺容疑」で詐欺罪と同じ10年以下の懲役ですが、専門家の話では、懲役3年前後の判決の可能性が高いそうです。
執行猶予については、全額返済するか、あるいは全額まではいかなくても相当額で町が示談に応じた場合に可能性があるようです。
今後の成り行きに、注視する必要がありますね。