日本維新の会の岬麻紀衆院議員が、2019年参院選の選挙公報に虚偽の経歴を記載したとして刑事告発されていますが、どんな虚偽内容だったのでしょうか。
そこで今回は、岬麻紀氏の経歴詐称疑惑の内容、衆議院議員の当選無効や辞職の可能性はあるのか調べました。
岬麻紀の経歴詐称疑惑の内容は?
日本維新の会の岬麻紀衆院議員が、2019年の参院選の選挙公報に虚偽の経歴を記載したとして刑事告発されています。
いったいどのような内容の虚偽で告発されているのでしょうか。
それは、次のとおりです。
内容は、岬氏は19年7月の参院選で愛知選挙区から出馬し、公示後に愛知県選挙管理委員会が配布した選挙公報に、「プロフィール」として「亜細亜大学非常勤講師」との経歴を掲載させたが、同大学で非常勤講師を務めたことはなく、当選を得ようと虚偽の経歴を掲載した、というもの。
引用元:AERAdot
選挙公報に実績の無いことを掲載しては、いけませんよね~
2019年の参院選では、愛知県選管が発行した選挙公報の岬氏の「プロフィール欄」には、生年月日や出身地などの後に、会社代表やフリーアナウンサー、亜細亜大学非常勤講師といった経歴が書かれていたそうです。
でも、結果的にこの時は落選になったのですね。
2019年の参院選では落選しましたが、昨年10月の衆院選では、日本維新の会の公認で愛知5区から出馬し、比例復活当選を果たしています。
この時の選挙公報には、非常勤講師の経歴はなかったという。
本当に非常勤講師の実績があるのなら、昨年10月の衆議院選挙でも書いた方が良かったのではないでしょうか。
それを書かなかったということは、何か後ろめたいことがあったと、推測されても仕方がないですね。
もし、虚偽のプロフィールだった場合はどうなるのでしょうか。
衆議院議員の当選無効や辞職の可能性は?
岬議員が2019年のプロフィールに掲載した、「亜細亜大学非常勤講師」の経歴が虚偽だった場合は、現在の衆議院議員の立場は当選無効になるのでしょうか。
でも、先の衆議院選では、「亜細亜大学非常勤講師」の経歴は掲載されていませんよね。
Yahoo!コメントの大学教授の意見では、次のような回答もあります。
仮に刑事告発により、経歴詐称のうったえが認められると、虚偽事項公表による公職選挙法違反の罪に問われることになり、有罪が確定すれば、当選は無効となる例もある。
引用元:Yahoo!ニュース
有罪が確定することで、次の衆議院選挙には出られないことから、当選無効ということですね。
また、こんな意見もあります。
仮に経歴詐称が事実だとすればどういった罪に問われるのでしょうか?詐称したことは事実としてもその選挙は落選しており、その後詐称の事実が認められない衆院選は当選してるので当選無効にはならないのでしょう。
引用元:Yahoo!ニュース
岬議員の対応は?
岬氏に事実関係を確認するため、携帯電話に連絡すると、「岬先生ですか?」との問いかけに、「はい、そうですが」と答えた。
こちらが名乗ると、「マスコミですか」 と慌てた様子で言い、突然、秘書という人物に電話をかわり、「他からもそういう(経歴についての)問い合わせがありました。
今の段階で、コメントすることはありません」との回答があった。
引用元:Yahoo!ニュース
岬麻紀の経歴詐称疑惑の内容まとめ
今回は、岬麻紀氏の経歴詐称疑惑の内容、衆議院議員の当選無効や辞職の可能性はあるのか調べました。
岬麻紀氏の経歴詐称疑惑の内容については、2019年の参院選で、選挙公報の「プロフィール欄」に、「亜細亜大学非常勤講師」と書かれたことに対する虚偽の疑いです。
衆議院議員の当選無効や辞職の可能性については、今後の成り行きに注視する必要がありますね。